「オイルスラッジトリートメントリカバリー工法」
この工法は、スラッジの減容化と油の再資源化を促進致します。
気中洗浄、油中洗浄、温水洗浄中にオイルスラッジトリートメントリカバリー工法により、溶解油・回収油中のスラッジ等を除去し、スラッジの再堆積の防止と減容化を行います。 洗浄終了後のタンク内に残留するスラッジ等を回収し、オイルスラッジトリートメントリカバリーシステムにて、遠心分離等を行い、油分、水分、最終スラッジに三相分離し、再資源化を行います。
「COW+温水洗浄+オイルスラッジトリートメントリカバリー工法」
作業時間を大幅に短縮しつつ安全で無駄なく資源を再活用する事が出来ます。
①原油洗浄中、溶解油移送先タンクにスラッジが移送されることを防止します。
②移送先タンク内に浮遊するスラッジ等が減少します。
③洗浄終了後にタンク内に残ったスラッジ等も減容化します。
④自動逆洗ストレーナー、サイクロンセパレーター及び浮上油分離タンクより排出されたスラッジも減容化します。
「原油洗浄工法 COW:Crude Oil Washing」
この工法は一般的に原油タンクで採用されている工法です。
移送、溶解油移送ポンプにより、タンク内の残油移送開始後、フローティングタンクの場合、ルーフが着底し、タンク内部に空間が出来次第、N2をタンク 内に封入し、タンク内酸素濃度を5%以下に管理しながら、残油移送を行います。
残油移送終了後、タンク内に残ったスラッジに対し、原油供給タンクより洗浄用ポンプを経てルーフ上に設置した洗浄マシンへ共油を供給し、タンク内のスラッジに直接原油を噴射して、スラッジを溶解する工法です。溶解油は、移送溶解油移送ポンプにて、原油供給タンクへ移送します。2つのタンクを使用して、クローズドサイクルにて、原油洗浄を行います