弊社では、インドネシア産のパーム椰子を原料としたバイオマス燃料PKS(Palm Kernel Shell/パーム椰子殻)の輸入、EFBペレット(Empty Fruit Bunch/空果房)の製造・輸入・販売を行っております。
パーム油の搾油時に大量に発生するEFB(Empty Fruits Bunch)は、腐敗が早く、その過程で土壌汚染やメタンガスの多量発生放出などの環境汚染を引き起こしています。
また、EFBにはカリウムや塩素、ナトリウムなどが多く含まれており、燃料として使用するとボイラーに悪影響を及ぼすため、そのほとんどがパーム搾油工場の傍に使用されずに廃棄されてきました。
HTS(ハシモトテクニカルサービス)は2012年からインドネシアのガジャマダ大学と共同でEFBの有効利用に関する研究を開始し、EFBの燃料化に焦点を当てた技術開発を続けてきました。
2018年「カリウム」「塩素」「ナトリウム」の残留濃度を低減し、低位発熱量をUPさせた高品質のEFBペレット燃料の製造方法を確立し、日本・マレーシア・インドネシアにおいて特許を取得しました。
- PKS(Palm Kernel Shell/パーム椰子殻)
- EFBペレット(Empty Fruit Bunch/空果房)
PKS・EFBペレットの利点
PKS・EFBペレットは、未利用材を原料とする木質バイオマスよりも将来的に安定供給が見込め、且つ化石燃料に比べCO2発生を大幅に抑制できます。(脱炭素社会の実現)
また、これらを燃料としたバイオマス発電は設備利用率が高く、24時間稼働可能な安定電源であるとともに、発電量をコントロールできます。太陽光や風力発電と違い、燃料の輸送が可能なため、原料生産地に発電設備を建設する必要もなく、デメリットの少ない、近年注目されている燃料です。(再生可能エネルギーの供給)


グループ会社
PT.WAHANA GAMA HASHIMOTO
バイオマス燃料の研究・開発、および農業関連事業を担うインドネシア法人として、PT.WAHANA GAMA HASHIMOTO(ワハナ・ガマ・ハシモト)をインドネシア国立ガジャマダ大学と共同で設立いたしました。
ジョグジャカルタ/ガジャマダ大学構内に設置し、企業・行政と互恵を図り、PT.MMR GEMILANG INDONESIAに対し、的確な助言を行います。
企業設立の目的:
高品質・高カロリー、且つ扱いやすいバイオマス燃料の開発。
インドネシア国内での農業関連事業の発展。
所在地 :
Bulaksumur H-5, Yogyakarta 55281
PT.MMR GEMILANG INDONESIA
バイオマス燃料の製造・輸出 食品・衣料品・雑貨の輸出入
(将来的にはインドネシアでのタンククリーニングも視野に入れています)
所在地:
Gedung UGM Samator Pendidikan Lt.1, Jalan Doktor Saharjo No.83 Tebet, Manggarai Jakarta Selatan, Jakarta 12850
PT.MMR GEMILANG INDONESIA
バイオマス燃料の製造・輸出・PSK&EFB
所在地:
Soho Capital, 36 Floor , Unit 03
Jl. Tanjung Duren Raya No. 1, RT. 03 / RW. 05
Kel. Tanjung Duren Selatan Kec. Grogol Petamburan
Kota Jakarta Barat, Daerah Khusus Ibukota Jakarta 11470
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